一連の記事のつづきです。
今回は利用した交通手段です。
高速バス
東京-金沢間は往路・復路ともに、夜行の高速バスを利用しました。
往路は東京駅八重洲通り→金沢駅東口(4,680円)、復路は金沢駅西口→バスタ新宿(5,000円)でした。
いずれも3列独立シートで、トイレあり、電源あり、フットレストあり。往路については通路側にカーテンも着いてて快適でした。
もちろん、夜中に何度も目が覚めますし熟睡というわけにはいきませんが、現地に着いてから行動できなくなるくらい睡眠不足になるわけではないので十分です。
北陸新幹線を使うと片道約14,000円かかることを考えると激安ですし、寝ている間に目的地に着いて早朝から行動できるのは時間的にも有効に使えます。
問題は、出発時刻がかなり遅いことが多く、23:00発くらいになるとそれまで時間をつぶすのがかったるいのと、朝6:00台とか早朝に着くので店舗や施設がまだ営業してないことが多く、そういったことも考えて日程を考える必要があることくらいでしょうか。
レンタサイクル
現地で利用した有料の交通手段はレンタサイクルのみです。
金沢の地形は一部台地や山手がありますが、基本的には平地なので自転車で十分です。
「まちのり」が有名だが…
金沢でレンタサイクルといえば、金沢市が実施主体となっている「まちのり」が有名です。
これは借りてから30分以内に市内21箇所のサイクルポート間に返却すれば、基本料金200円ですむというものです。30分を超えると30分毎に200円かかります。
しかし、当然と言えば当然ですがサイクルポートは市内中心部にしかなく、わたしの旅の目的である自分のルーツ巡りは中心部以外がメインなので、30分以内に返却することはできないのでそれなりの利用料金になると思われます。
また、サイクルポートに自転車がない可能性もあり、そうすると予定が大幅に狂うことになり、目的と金額にまったくマッチしていないわけです。
大和タクシーのレンタサイクルが安い
で、わたしが借りたのは大和タクシー株式会社が運営しているコインパーキングに併設されている無人のレンタサイクルです。
料金は、大和タクシーのレンタサイクルの場合は、最初の1時間100円、以降2時間毎に100円、しかも1日最大料金900円と圧倒的に安いです。
実際、今回の利用料金は、15日に約9時間で500円、17日に約4時間で300円の計800円でした。
仮に同じ時間を「まちのり」を利用した場合、単純計算すると9時間3,600円、4時間1,600円で計5,200円と別の交通手段を考えたほうがいいんじゃないかとさえ思える金額になります。
在庫についても、おととしの秋にも2回利用しましたが、あまり認知されていないのか、あるいは乗り捨てできないなどの使い勝手などの問題なのか、在庫がなかったことはいままでいちどもありません。
まあ、自転車はちょっと古い感じのママチャリそのもので、「まちのり」のようにこじゃれた雰囲気はないですけど、わたしはまったく気になりません。