先日86円でカシオの電子キーボードMA-150を買いました。
ハードオフでジャンクで買ったんですが、ジャンクの理由が「電池部分破損」でした。
ハードオフでは店頭販売されていた純正のACアダプタ(AD-5JL)で動作確認をしたんですが、このACアダプタは中古でも800円以上するのでパスして、外付け電池ボックスを自作する方向なわけですが、ACアダプタの互換性などについて考えてみました。
まず、新品だとAmazonでは本稿執筆時点で1,600円します。
このACアダプタ、仕様としては、
出力:DC9V 850mA
プラグ:外径5.5mm 内径1.7mm
極性:センターマイナス
といった感じです。
DC9Vでセンターマイナスということを考えると、エレキギターなんかをやってる人はピンと来る人もいると思いますが、エフェクター類と同じです。
ただ問題は出力電流です。エフェクター用のACアダプタは300mAとか小さいことが多いように思います。
調べたところでは、この出力電流は機器が要求する値より大きいACアダプタは問題なくて、逆は動作しないか故障の原因になるとか。つまり出力850mAが必要な機器に300mAのACアダプタはまずいと。
あとエフェクター用との違いとしては、エフェクター用はプラグの内径が2.1mmだったりして0.4mm違いますが、これは意外と使えるようです。
実際、うちには大昔に買ったギター用のマルチエフェクターの300mAのACアダプタがあり、これをMA-150に繋いだところ電源が入って動作もしたので、このまま使おうと思えば使えそうな気がします。
ひょっとしたら、MA-150は850mAのACアダプタを使う仕様でも実際の負荷電流はもっと小さくて問題ないかも… ただ、クランプメーターとか持ってれば電流を計測できるのかもしれないけどうちにはないし、無視して使い続けてなにかが故障するのもちょっと困るな、と。
で、純正が高いとなると互換アダプタはないのかというと、
というのが売ってました。でもAmazonで送料別で1,200円くらいします。
ちなみにAmazonの上記商品ページには、
コネクタの極性:インナープラス(ー)、アウターマイナス(+) プラグ:5.5*2.1mm,5.5*2.5mm通用