わたしは英語学習の一環として、NHKの語学放送をいくつか見ているのですが、そのなかの『しごとの基礎英語』が今月から下期に入ってシーズン5となり、けっこう変わりました。
まず、スタジオ内での出演者が今シーズンから下記のように変わりました。
ネイティブ発話者的ポジション:ホラン千秋さん(女優)→堀口美奈さん(タレント)
スタジオ内学習者(?):渡部建さん(コメディアン)
渡部さんのポジションは、シーズン4にはなかったポジションですね。
講師の大西泰斗さんとオブザーバー的なポジションのルース・マリー・ジャーマンさんはそのままです。
で、出演者以外になにが変わったかというと、シーズン4ではベースとなる英会話シーンがわたしにはちょっとレベルが高くて半分以上理解できてなかったのですが、今回は基本的に英語があまり得意でないという(設定かも)宮下さんの英語をベースに進めているので、英会話のシーンがほとんど英会話になってないくらいのレベルになりました。
シーズン4ではレベルが高いなりに、大西さんの解説で高度な英語のテクニック的なことを知ることができましたが、今回はもっとずっと手前の英語の気持ち的なところからスタートしているという感じです。
このレベルからスタートするとなると、いろいろ知っていることが多すぎて退屈になるかと思いきや、そこはやはり大西先生、単語や前置詞のイメージをわかりやすく教えてくれるので、わたしのような英語再学習にはもってこいです。
また、シーズン4まではオフィスを背景にした、いかにもなビジネス英語という感じでしたが、今月分の放送内容を見たところでは、昨今の外国人観光客の増加やオリンピックなどを見越してか、対外国人観光客的な設定のシーンになってます。
そういうところも、もうリタイアしていてるわたしにはオフィス英語よりも親しみやすく感じるところかもしれません。