昨日ひさしぶりに手持ちの株を売りました。
売ったのは、田中化学研究所(4080)です。
この株を買ったのは、一昨年の9月で1,347円でした。当時のわたしはリタイア直後で時間があることをいいことに、いたずらにデイトレードに勤しんでいて、この銘柄の取引が活発で値動きがよかったので松井証券の一日信用取引で何度も売買してました。
そのかたわら、なぜか別の口座で信用取引ではない通常の取引で100株買っていて、今回売ったのはこの株になります。
今回の売価は1,990円で買値の約1.5倍、税引き前で64,300円の利益ということになりました。が、今日の前場の終値は2,200円くらい。う~む、早まったか。
実はこの銘柄を買った当時、この銘柄はたいした材料もなく売買が膨らんでいた感じで、買ったあとに急激に取引が薄くなり株価が急降下。ひところは600円くらいまで下がって7万円を超えるマイナスになったこともありました。
つまり損切できずに塩漬けにしていたわけですが、昨日の14:30ごろに月イチ定例の所有株の株価チェックで、この銘柄が1.5倍の株価になっていたので思わず売っていしまいました。
冷静に考えてみれば、どうせ一度は諦めた銘柄なんだから「損切は早く、利食いは遅く」よろしく、もう少し引っ張ってもよかたんじゃないかなー。とちょっと後悔してたりします。
改めて長期チャートを見ると、現在の株価は2年前の高騰のときよりも高値圏にありますし、さらにさかのぼると、高値で3,420円を記録した2009年後半以来の価格で、ここ数日でいきなり高騰したわけではなく、7月に年初来高値を付けたあと上がり続けている状態です。
ここ数年の業績は相変わらずのようですが、電気自動車(EV)のリチウムイオン電池関連銘柄ということで、ここ最近ヨーロッパなどで環境規制でEV化を促進していたり、トヨタとマツダがEVの共同開発研究で資本業務提携したりといったことが材料視されているようなので、もう少しいろいろ情報を集めてから、売るタイミングを検討しておけば…というタラレバでした。
まあ、たいした考えもなく買ってしまった銘柄なので、プラスになっただけでもありがたいと思うことにします。