先週の金曜日に、ウクレレのフリーマガジン「ローリングココナッツ」の#81をゲットしました。
今号の表紙と巻頭インタビューは映画『タリナイ』の監督、大川史織さんです。
この映画は先の太平洋戦争で父を失った74歳の男性が父が最期を迎えたマーシャル諸島を訪れるドキュメンタリーだそうです。
戦争を背景にした重いテーマの映画のようですが、ウクレレの音がかなり救ってくれてるようです。
映画のなかで日本が委任統治当時、現地女性と恋人だった日本人男性が戦争により別れることになり、その想いをウクレレ作ったという歌「コイシイワ」が取り上げられるなど、ウクレレは象徴的に登場するようです。
YouTubeに予告編があり、冒頭に「コイシイワ」が歌われていて、ほかにもウクレレが伴奏の歌がBGMのシーンもでてきます。
そのほかの主な記事としては、ウクレレプレーヤーHOOKさん、新納悠記さんのインタビュー、大阪ウクレレスタンプラリーの告知や「2018 楽器フェア」などなど。
前号は創刊20周年記念号だったせいか記事がなかった、キヨシ小林さん、いちむらまさきさん、KYASさん、ウクレレえいじさんなどの連載記事も復活してます。
なかでも、キヨシ小林さんの「ジャズレレ」はいつもの楽譜にひと工夫することでジャズっぽく演奏する方法で、これは案外ピアノなんかにも生かせそうな考え方かもしれません。今後もジャズレレ記事を書かれるそうで楽しみです。
ちなみに、今回のウクレレスコアもキヨシ小林さんの現在発売中の楽譜
からTHE BOOMの「島唄」です。アルペジオっぽくしっとりとした和音の響きも気持ちいいアレンジです。あまり難易度も高くないので誰でもそれなりに弾けそうな感じです。