わたしが使っているスマホはドコモのSO-05D(Xperia SX)とSC-04D(GALAXY NEXUS)で、いずれもroot化しています。
root化している理由はXperiaはMVNOのSIMでテザリングとセルスタンバイ対策のため、NEXUSのほうはAndroid6にすることでOSバージョン制限のある楽天系アプリなどを使えるようにすることです。
というわけでroot化による恩恵を受けているわけですが、一方でroot化していると使えないアプリもあったりします。
そういうアプリは銀行系のアプリとかいろいろあるようですが、わたしが使うアプリのなかで使えなかったのがラジオアプリのradikoです。
わたしの環境では、radikoを起動しようとすると起動途中で強制終了してホーム画面に戻ります。
対策としてネットで見た、アプリ単位でrootを隠すXposedモジュールRootCloakでradikoを登録したり、スーパーユーザー管理アプリSuperSUを削除したりといった方法を試してみましたが状況は変わりませんでした。
古いradikoをインストールすれば聴けるらしく、ネット上にも古いバージョンのapkファイルが転がってたりしますが、セキュリティ的に若干不安があります。
で、どうしようかと考えていたところで、以前XperiaのROMをCWMで書き換えるときにROMをまるごとバックアップしていたことを思い出しました。
そこで、ダメ元でXperiaを以前のROM(root化済)に戻してみると、ラッキーなことにradiko(バージョンは5.0.3)がインストールされた状態で起動もできることが確認できました。
さらに、ESファイルエクスプローラで、radikoのapkファイル(/data/data/app/jp.radkio.Player-1.apk)をNEXUSにコピー&インストールしたところ、バッチリ起動できて聴くことができました。
古いバージョンなので、過去一週間の放送が聴けるタイムフリー機能などは使えませんが、出先でそういう機能を使うつもりはないので十分です。
あとはradikoをバージョンアップしてしまうとまた使用不可になるみたいなので、不用意にPlayストアなどで更新しないように気を付けるだけです。
まあ、root化しなくてもテザリングもセルスタンバイもバージョン制限も気にしなくてもいいスマホを買えばこんなことしなくてもいいんですけどね。