いまわたしはウクレレとキーボードを日々練習しているわけですが、
キーボードにはメトロノーム機能がついていて、ボタン一発で起動できるので、ある程度指が動くようになった部分はメトローノームを使って練習したりしてます。
メトロノームを使わないと、ちょっと間違えてつまづいたときに少し戻って何度も同じところ弾いてみたりして、それが必ずしも悪いことではないと思いますがときどき無駄に何度も繰り返して時間を浪費してしまったりします。
それがメトロノームを使って練習すると、不思議と間違えても先へ進もうとする力の方が勝ることが多いみたいで全体の練習効果が上がる気がします。なんかバンドで「せいの」で演奏を始めたら安易にストップしづらいのと似てます。
また、無意識に本来のリズムと合ってなかったりするところがメトロノームを使うとはっきりとあぶりだされて、こちらも練習の効果を上げることにつながっていると思います。
一方、ウクレレの練習では、一昨年の初夏に練習をはじめてからこのかた一度もメトロノームを使ったことはありませんでした。
上で書いたようにキーボードの練習でメトロノームの効果を感じ始めたので、試しにウクレレでもメトロームを使って練習するようにしてみると、これがとても新鮮でした。
いままでちゃんと弾けてると思ってたところが、メトロノームに合わせてやってみるとこれがけっこう合ってなかったりします。そこを合わせようと考えて演奏するだけで音ゲーをやってる感じです。
また、合ってなかった部分を合わせることで、いままで弾いてて「なーんかこのフレーズしっくりこないなー」と思っていたのが、実は微妙にリズムが合ってなかったせいだということに気づいて、合わせてみるとそのフレーズが活き活き聴こえてきたりして楽しいです。
さらにメトロノームなしだといつも弾く曲はだいたい同じテンポで弾いてますが、メトロノームで違うテンポで弾いてみると、無意識にやっていた指使いやストロークのやり方などに工夫の余地があることに気づいたりします。
楽器の練習でメトロノームを使わないほうがどうかしてると思われそうな気もしますが、いままでメトロノーム使ってなくて日々の練習がマンネリ化してる人にはおすすめです。
メトロノームはPCだったらWeb上に無料で使えるものがありますし、スマホアプリなんかもあるのでお金もかかりませんし。
ちなみにわたしは、Chromeで「メトロノーム」で検索すると検索結果に表示されるやつを使ってます。