うちでは平日の晩ごはんは3日に1回は「おでん」にしてます。
おでんにゆで卵は欠かせません。
ゆで卵は、
・ゆでる過程で殻にヒビなどが入って白身がはみ出る
・殻がなかなかむけない
・殻をむくときに白身が剥がれる
・転がしつつゆでないとと黄味がかたよって透けて見えたりする
といろいろめんどくささとか失敗することがあり、わたしの場合、おでん用のゆで卵は、テレビやネットなどの情報をもとに、
・1cmくらいの深さの水に入れて沸騰後5分、火を止めて3分以上
・剥くときは、まな板の上でまんべんなく転がす
みたいなことをやってきました。
これでも100%成功するわけではなく、白身がはみ出たり、意外と剥くのが手間になったり、剥くときに白身が剥がれたりすることがままありました。
そんな中、先日NHKの朝の情報番組「あさイチ」で島根県の特集があり、島根県では蒸し卵がメジャーらしく、白身がしっかりして失敗が少ないみたく、鶏卵生産者もおすすめしてるらしいと。
そうか、その手があったか、とさっそく試してみました。
番組では鍋の中に耐熱のお椀みたのを入れてましたが、要は蒸せばいいんだろうと、以前100均で買った円形の網があったのでそれを使ってみました。
この網、置くと1cmくらい下に隙間ができるやつなので、鍋に入れてその隙間に水を入れて網の上に玉子を置いて加熱しました。
水も1cmくらいなのであっという間に沸騰しそこから9分ほど放置してから火をとめて放置。
冷ましてから例の「まな板の上でまんべんなく転がす」方式で剥くと、ものの数秒でつるんとキレイに剥けます。しかも玉子のおしりに穴を開けなくてOK。
これまで何回かやってますが、ヒビが入って白身がはみ出ることもなく、転がしてもないのになぜか黄味がそんなにかたよることもない。つまり100%成功。
これはすごい。「ゆで」を「蒸し」にしただけなのに。まさに目からウロコ。
しかも穴を開けたり転がす手間もなく、剥くのも簡単で失敗しない。
うちでは、おでん用の卵しかやってませんが、黄味を半熟にするのもコントロールしやすいらしいし、白身がプリプリなのでポテトサラダにもいいらしい。
これは稀に見るおすすめ調理法ではないかと。