宅配業界の闇を垣間見た

先日、外出から帰宅すると玄関ドアの前にわりと大きな段ボールが置かれてました。

よく見みると、うちの住所と思しき住所が書かれた大手運送業者の宛名シールが貼られていてました。しかし宛名が違う。

「あー、これは誤配だな」と思って段ボールを持って自宅に入り運送業者に連絡しました。

運送業者のオペレータに間違いである旨を伝えると、できるだけ早く回収に伺わせますということで待っていると、10分もしないうちにドライバーがやってきました。

で、ドライバーに荷物を渡しつつ、疑問に思っていたことを何気なく聞いてみました。

「それ玄関に置いてあったんですけど、そういうこともあるんですか?」

ドライバーさん、

「受取の方に電話したら玄関に置いていいということだったんでんで…」

わたし、

「そういうときって受取のハンコとかサインとかどうするですか?」

ドライバーさん、

「それはまあ、内々で…」

もう回答が見えちゃってて、わたし自身は被害者というわけでもなく、それ以上追及してもしょうがないのでそこで終わりにしましたが、なんだか怖い話です。

ネットで検索すると、受取人の了承を得て玄関先に荷物を置いてドライバーがサインすることもある、という記述も見かけます。

ただ、電話で了解を得ていたというのも、わたしの経験ではドライバーから電話があるパターンは着払いのときくらいしかないことを考えるとちょっと疑問があり、もしドライバーが独断で荷物を置いていったとすると盗難とかされたらどうするつもりなんだろう、と。

また、受取のサインをドライバーさんがやってしまうというのは、ひょっとしたら犯罪なんじゃないだろうかとさえ思ったりして。

まあ、今回の場合、ドライバーさんが荷物をうちに配達した際に、不在だったので受取人に電話したら玄関先に置いてサインもしてOKと言われたというケースも考えられなくもないですが、そんなことってあるんだろうか。

今回のドライバーさんはわたしより少し上の年代の人のような風情で、ちょっと疲れたような感じでした。まあ、だからといってやっていいことと悪いことがありますし、今回わたしは被害者ではないですが、いつ自分が被害者になってもおかしくないな、と。

宅配業界の人手不足とその弊害はニュースなどでよく耳にしますが、その一端を見たような気がしました。

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