『パッと答えるまちなかシンプル英会話』（スティーブ・ソレイシィ著）を読みました。
著者は毎週聴いてるNHKのラジオ語学放送『英会話タイムトライアル』のスティーブ・ソレイシィさんです。
スティーブさんの本は少し前にも読んでて、
『難しいことはわかりませんが、英語が話せる方法を教えてください！』（スティーブ ソレイシィ、大橋弘祐著）を読みました。
...
この本でもそうだったんですが、とにかく実用的な英会話に重点を置かれてます。
今回の本はNHK出版が出してる本で、本の表紙に「英会話タイムトライアル」と書かれているように、付属CDを使って、
・日本語を聴いて、それを英語で表現する（基本フレーズ）
・英語の問いかけに、10秒以内に２語以上の英文で答える（10秒トレーニング）
・英語の問いかけに、答える会話を８往復する（英会話シミュレーション）
・英語の問いかけに、10秒以内に２語以上の英文で答える（10秒トレーニング）
・英語の問いかけに、答える会話を８往復する（英会話シミュレーション）
といった感じで、ラジオ放送と同様の手法でトレーニングするようになっていて、基本的にCDだけでトレーニングすることも可能な構成となってます。
ただ、タイトルに「まちなか」とあるように、道案内や食べ物に関する説明について、とくに説明をする側に焦点が置かれたトレーニングとなっているので、自分が日本にいて海外の人に話すシチュエーション向けの教材です。
使われてる英文法や単語はかなり基本的なレベルですが、ラジオでもそうであるように一見簡単な英文でもなかなか口をついて出てこないもので、このCDを繰り返し聴きながらトレーニングするだけでもそれなり効果が期待できそうです。
個人的な感覚としては、わたしが一昨年のはじめに英語学習を始めた際にやり始めた『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』（森沢洋介著）
『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』（森沢洋介著）をやっています。
中学生レベルの英訳をひたすら繰り返す
内容は、中学生...
の実用版という感じですね。ちなみに、この本で英文法の基礎を固めました。
まあ、わたしの英語学習の目的はリスニング主体なので、話す方はあまり重視してないんですが、英文を頭の中で作るというプロセスがリスニングにも生きるような気がして、ときどきやってます。