私は財布を持っていなかった

わたしはリタイヤ以前の20数年くらい財布を持っていませんでした。

wallet

立て続けに財布を紛失…

若い時に立て続けに財布を紛失したことがあり、現金はもちろん、クレジットカード、キャッシュカード、免許証、ポイントカード、社員証、会員証、クーポン券などをひとまとめにしていたために、利用停止や再発行などの手続きなど大変なうえに精神的なショックは相当なものでした。

紛失しても被害を最小限にしたい

紛失の原因は、電車の網棚や電話ボックスに忘れたりなどといった完全に自分の不注意であり、そういった不注意による事故を起こさないための対策をすべきであることは当然です。

しかし、そもそも財布というひとつのモノに大事なものを集中させていること自体が問題だと感じ、不注意による事故があっても被害を最小限にすべきだと思いました。

財布を持たないという選択

そこで、抜本的な対策として財布を持たなくしました。

現金はポケット、カード類は用途別にカード入れを用意して保管場所も別にするなどしてリスクを分散することにより、紛失時の被害を最低限にしようという試みです。

現金はハダカ銭で分散

とくに現金については、スラックスの後ろの左ポケットに一万円札、後ろの右ポケットに五千円札および千円札を入れ、小銭はスラックスのコインポケット(右前ポケットについてる小さい袋状のポケット)に入れるようにしました。

被害を限定的にすることができる

こうすることで、現金を紛失しても、小銭だけとか五千円・千円札だけなどに損失を限定できます。

また、クレジットカードやキャッシュカード、免許証などいった現金以外の大切なものまで一緒に紛失することはなくなります。

従って、金銭的な部分についてのみ自分の過ちを認めて諦めれば、カード類の余計な手続きや不正利用の不安などはしなくてすみますし、そのぶん精神的ショックも少なくてすみます。

副産物:古い洋画のまねごと的な愉しみ

あと、やってみて感じたのですが、古い洋画でたまにポケットから直に紙幣を出して支払うシーンがあったりしますが、わたしはそういう所作が結構好きで、こういう現金管理にすると結果的にそれと同じ状態になって、なんだか楽しいです。一緒にレジにいる友人なども財布を出さずに支払いをするのは珍しいのか、その反応もけっこう楽しいです。

結果的に紛失することがなくなった

この対策により、その後、現金類を一部紛失するようなことはありましたが、カード類や社員証などの紛失はまったくなくなりました。

もちろん、前述の不注意による置き忘れ的な対策として肩掛けカバンを常に着用して網棚には載せない、カード入れなどを使うときも、一時的な置場としても目の前の机や台などに置いたりせずに、多少めんどくさくてもカバンに戻すようにするなど対策もしたので、その効果もあったと思います。

デメリットもなくはないので注意は必要

ただ、この方法によるお金の管理面のデメリットもないではないです。

とくに小銭をコインポケットに入れると、あまり貯め込みすぎると見た目にかなりかっこ悪いです。

あと、お札をうしろのポケットに中途半端に入れると座っているうちにお札が浮いてきて電車や会社の席で知らず知らずのうちに落としてしまうことがありました。

このあたりは毎回しっかり入れるようにして対策すると同時にあまり大金をポケットに入れないようにしていました。

小銭の貯め込みすぎ対策については、リタイヤした現在、簡易的な財布を持つようになってからもやっていることなので、また別の記事で書きます。

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