『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』

『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』(森沢洋介著)をやっています。

中学生レベルの英訳をひたすら繰り返す

内容は、中学生レベルの短い文章をひたすら英語に訳していくというものです。

たとえば「あれは彼らの家ですか?」みたいな短い文章や「あの子たちは何歳ですか?-7歳です。」のような短い会話を英文化するといった感じです。

やり方は、本で指定されている方法では、

【第1サイクル】
①日本文を見て英作文
②英文を見て答え合わせ
③英文を口に落ち着ける(英文を見ながら音読)
④英作文の流し(例文を連続して英作文)

【第2サイクル以降】
①英作文の流し(例文を連続して英作文)
②英文を口に落ち着ける(英文を見ながら音読)

【熟成サイクル回し】
英作文の流し(例文を連続して英作文)だけを数回行う

のように、サイクルを各パート(パートは中学1年、2年、3年の3パート)ごとに完成させていくことになっています。

CDのヘビーローテーション

本書にはCDが付いていて、各例文毎に「日本文の読み上げ→数秒のインターバル→英文の読み上げ」がひたすら流れるようになっています。

わたしのやり方は前述のサイクルではなく、散歩や買い物の移動中などにCDを聴きながら、「数秒のインターバル」の間に英訳して口に出すことを繰り返しやっています。

これは著者が本書で指摘されている、

単に歌詞を覚えるように音だけを機械的に記憶してしまう

可能性がありますが、わたしはスキマ時間にやりたいだけなので、あえてこの方法をやっています。

このやり方で先月の10日くらいから、ほぼ毎日やってます。

目的は?

なぜこれをやり始めたかというと、昔の本を整理していたらこの本が出てきたのでちょっとやり始めてみた、という程度の動機です。

わたしは英語学習ブームみたいのものが何年かに一度やってくるので、またやってきたなという感じです。

リタイアする前は、英語学習の目的としてTOEICでいい点をとって仕事に生かそうみたいなことも考えていたように思いますが、いまではそういうこともありませんし、東京オリンピックのボランティアをやりたいということもないので、これといった目標もありません。

強いて目標を挙げるとするなら、毎週見ている「伊藤正則のROCKCITY」や「ベストヒットUSA」などのインタビューが英語のまま理解できたらうれしいかな、といったところです(それがすごく難しいことなのかもしれませんが…)。

ちなみに、わたしの英語のレベルは20年以上前に受けたTOEICが400点くらいだったと思うので、ぜんぜん低レベルです。

技術系の仕事だったので英文の資料を読むことはありましたが、外国人とやりとりすることはほとんどなかったので、いまでもそんなにレベルは変わっていないと思います。

意外と侮れない

まだパート1の中学1年レベルをひたすらやっているところですが、これがなかなか侮れません。

たとえば三単現の”s”や単数形と複数形などちょっとしたところでミスったり、少し長い文章になると、日本文にある単語が抜け落ちて訳してしまったりと、パート1をパーフェクトでできたことは20日以上経過したいまでも一度もないです。

たしかに単純な日本文なのですが、それを瞬間的に英文にすることの難しさを実感しています。

英語を使えるようにするために

これはある意味プログラミング言語に通ずるところがあるように思います。

プログラミング言語もコードが読めたからといって、実際に書けるかというとそんなことはなくて、実際にコードを書いてデバッグして動くようにする過程で、単純なミスから高度な問題までさまざまなことを解決する必要があり、そういった問題に対して主体的に取り組むことで身についていくものだと思います。

同様に、英語も読めるからといって話せるわけではなく、話せるようになって初めて英語が読める・聞き取れる・理解できるのではないかと思ったわけです。

一時記憶、短期記憶、集中力の鍛錬として

まあ、これまで何度か英語勉強ブームがやってきては冷めていったように、今回も一過性のブームで終わる可能性は多々ありますが、一時記憶・短期記憶や集中力の鍛錬みたいなところもあってボケ防止にも役立ちそうなので、お金のかからない趣味のひとつとして続けられるうちは続けたいと思っています。

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